■コンセプトは50代以上の「マチュア世代」

旭川の人気エリア・東光に建つ築44年の住宅をリノベーションした今回のモデルハウス。

そのコンセプトは「マチュア世代」。シニア世代より若く活動的な50代以上で、

夫婦ふたりの暮らしに絞って住まいのことが考えられる世代です。

一方で、まだ現役感のある年代ですが、いずれは訪れる老後も視野にプランニング。

1階だけで暮らしが完結する、平屋感覚を取り入れた設計プランとなっています。

■動きや家事がスムーズな間取りと動線のプラン

１階はヴィンテージ感のあるインテリアなど「大人の空間」にふさわしい、

上質な空間づくりを細部まで徹底。一方、趣味室など多目的に使うことを

想定した２階は、明るくカジュアルな趣に。

注目の１階は、主寝室を含めたすべての機能が整うと同時に、

ＬＤＫ～水回り～主寝室～再びＬＤＫとぐるり１周できる回遊動線で、動きにムダのないプラン。

2.5帖のウォークインクローゼットを備えた主寝室とユーティリティがダイレクトにつながっているため、

朝の歯みがき・洗面、夜の入浴、そして洗濯後の衣類の持ち運びも至ってスムーズです。

■木の柔らかな質感を黒で引き締めた大人かっこいい空間

　一体のＬＤＫ空間で圧倒的な存在感を放っているのが、

ウォルナットの面材がグレード感を醸すアイランドキッチンです。

背面に設けられた収納を含め、カウンタートップにはハイグレードなセラミックを採用。

ダウンライトの光が優しくにじむ棚や、黒のアクセントウォールなどと相まって、

悠々自適の暮らしを象徴するかのような設えです。

　玄関ホールやLDK、主寝室の床には世界３大銘木の一つといわれるチークを選択。

質感・色ともに柔らかみがありつつ、重厚さを空間に与えています。

さらに、キッチン横のアクセントウォールや建具だけでなく、

窓枠や窓台、巾木に至るまで黒を効かせたインテリアが秀逸。

窓の下端に施工されている窓台や、床と壁の境目を縁取る巾木は通常の半分ほどの

薄さにするなど、繊細な仕上げも美しく洗練されています。

　静かで落ち着いた空気感が心地よく、ジャズが染み入るように流れてきそうなLDK空間。

ヘリンボーン柄のデザインウォールや間接照明など、ホテルのような非日常感が漂う主寝室。

どこを取っても"大人かっこいい"、そんな印象を受けるモデルハウスです。

■生活感を表に出さない工夫と選択

　生活の場ではあるものの、悠々としたマチュア世代の住まいには非日常性も大切なポイント。

そのために検討されたのが、LDKに生活感が出ないようにすることでした。

　例えばそれは、冷蔵庫スペース。調理中の使いやすさはもちろんながら、

リビングやダイニングから冷蔵庫が丸見えにならないように、キッチンの横に少し奥まった専用スペースを設けています。

また、キッチンのコンロには魚焼きグリルのないタイプを選択。油汚れやにおいが厄介で掃除が面倒なグリルを

「不要」とする人も多くなってきていることが一つの裏付けになりました。

　マチュア世代に向けた上質な空間提案が、細部の工夫や設備の選択にまで見られる石山工務店のモデルハウス。

我が家のリフォームや中古住宅のリノベーションをお考えなら、一度は体感していただきたい空間です。

　東光などの人気エリアでは中古物件の競争率が高く、

特にリノベーションに適した物件はいち早い確保が必要です。

その点、当社には不動産事業部があるため、社内連携によりスピーディに対応することができます。

　また、営業や設計のスタッフ以外に、インテリアコーディネーターがいる点も当社の特長で、

今回のモデルハウスでも同様ですが、内装材や照明選びではインテリアコーディネーターと相談。

お客さまのお好みやご希望に沿いつつ、全体のバランスを考えた提案を差し上げています。