こちらの住まいは
公益財団法人ノーマライゼーション財団発行の
第33回2023 福祉住宅建築助成実例集
ふれあい バリアフリー住宅施工例
にも掲載されています。
ぜひ、ご覧ください。
「車いすのままスムーズに移動できる」
という大きなテーマと共に、
家族のみんなが楽しく快適に
過ごせる家づくりを実現しました。
ご両親も、そして活発な性格で
元気いっぱいの姉妹が楽しく団らんでき、
かつ家族それぞれが思い思いの時間を
過ごせるようプライバシーにも配慮しました。
■新築にあたっての要望
・車いすでも家中移動できる
・次女だけではなく長女、
家族全員が不便なく快適に生活できる
■先々まで安心快適に暮らせるように
Sさんは4人家族。
次女に筋力の低下が見つかったのは
3歳ごろのことです。
Sさんの仕事は転勤が多く、
当時生活していたのは
他県のマンションでした。
転勤ごとに次女が不自由なく暮らせる
条件の住まいを探すのは大変困難です。
次女が先々も安心・快適に生活できる
環境を用意したいと考えた結果、
奥様の実家がある旭川に新居を
構えることに決めました。
以前のマンションは、
「車いすでリビングから自分の部屋に行けない」
と言うことが次女のストレスになっていました。
そこで新しい家を建てるにあたり、
次女が隅々まで自由に移動できるように
するのを最重要の課題にします。
次女が前宅で抱えていたストレスを
完全に解消できるよう家中への移動を可能にし、
屋外にもスムーズな出入りが可能に。
次女と共に家族全員の毎日の暮らしが
快適になるような工夫も随所に凝らしています。
ご家族みんなが笑顔で楽しく暮らしています。