2025.05.24
最近の趣味の話📖
こんにちは!平田です。
最近、空いた時間に読書をするのが楽しみになっています。
本屋さんで気になった本を手に取ったり、知人に勧められた本を読んだりしているのですが、その中でも特に印象に残った一冊があります。
それが 『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』(ビル・パーキンス著) です。
この本の著者は、元ヘッジファンドマネージャーの ビル・パーキンス 氏。
金融の世界で成功を収めた彼が、自身の人生経験をもとに「本当に豊かに生きるとはどういうことか?」を語っています。
本の中心にあるのは、「お金をただ貯めるのではなく、自分の人生を最大限楽しむために“使う”ことが重要」という考え方です。
老後に備えるのはもちろん大切ですが、「体力や時間があるうちにしかできない経験がある」「その時期を逃すと、同じお金を使っても得られる価値は下がってしまう」というメッセージが繰り返し語られています。
印象的なポイントをいくつか挙げると:
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「人生のあらゆる段階で、経験に投資せよ」
若い頃は冒険や挑戦、ミドルエイジでは家族との時間、シニアでは振り返りと共有といった形で、年齢に応じた経験の価値を最大化しようという視点です。 -
「記憶の配当(Memory Dividend)」という考え方
経験は一度だけでなく、思い出として何度も心を豊かにしてくれる「配当」を生むという理論です。たとえば、旅行に行った経験は、帰ってきたあとも何度も写真を見返したり、誰かと語ったりすることで喜びが続きます。 -
「全財産ゼロで死ぬ」という目的
お金を使い切って人生を終えることが、最も効率的で幸福な人生であるという前提に立っています。家族や子どもに遺すよりも、生きているうちに与えたり使ったりすることで、より多くの価値を生み出せると説きます。
読み終えて、「今の自分が何に時間とお金を使っているか?」「この先、何に使いたいのか?」を深く考えさせられました。
読書が趣味の方、これからの人生について考えたい方にはとてもおすすめの一冊です!
今後も面白い本や体験を紹介していきます(^^)/
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