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2024.12.13

【よくいただくご質問】~冬季施工について~

皆さんこんにちは!営業の井口です:-)

前回はお初ということで簡単な自己紹介をさせていただきましたが、

今回は住宅営業っぽい内容を書いていけたらと思います!

 

雪も積り、いよいよ冬本番のこの時期に来場された方によくいただくのが、

「冬季施工ってあまり良いイメージがないのですが、実際大丈夫ですか?」

というご質問です。

 

気温差が激しく、雪の降る期間の工事を冬季施工と呼んでいるのですが、

冬季施工にマイナスのイメージを持たれている方って結構多いように感じます・・!

 

皆さん家造りを検討されるきっかけって様々だと思うのですが、お子様の進学やお仕事の転勤などで、

年度が変わる春先にお引越しをするご計画では、冬季施工のケースも多いです。

今回は現場のお声として、大工さんにも直接お話を伺ってきましたので今後のご参考にしていただけたらと思います!

 

結論は、「対策をしっかり行えば問題ない」です。

私なりに冬季施工の特徴や注意点をご紹介していこうと思います。

 

 

1.木材の保管について

木材は一定の基準まで工場などで乾燥させてから現場に届きます。

これは木材が乾燥していた方が、強度が上がったり、使い始めてから割れたりする事が少なくなるからなのです。

冬は空気が乾燥しているので、木材にとってより良い環境になりやすいでしょう。

 

 

 

2.基礎コンクリートの強度について

冬の施工で皆さん一番不安に思われるのが、基礎コンクリートの強度です。

外が氷点下で基礎がちゃんと固まるのか不安ですよね。

夏と冬では、使うコンクリートの種類を変えています。

「寒中コンクリート」という冬に適したものを使い、

テントを張ってジェットヒーターを付けて乾燥させるので、しっかり固まってくれます。

また、コンクリートはゆっくり乾燥させると強度が増す性質なのですが、夏よりも冬の方がゆっくり乾燥するので、

実は冬の方が強度が出やすいといわれています。

 

 

 

3.施工業者さんの作業環境について

冬季施工で、大工さんが一番大変とお話をされていたのが寒さです。

私たちが住む旭川は、真冬では日中でもマイナス二桁の日もある程寒さが厳しい地域です。

そんな中行う作業は手がかじかみ、冬以外と比べて作業効率はどうしても劣ります。

ただ昔と比較してみると、木材はプレカット(工場などで事前に加工する事)されて現場に届くため、現場で木材を加工する手間は減り、建物の棟上げ(屋根をかける事)はクレーンで一気に行うため、外気を遮断するまでの期間は短くなりました。

また、夏と比べて着工数は少ないので、大工さんはご自身のペースでお仕事がしやすいと仰っていました。

 

 

4.冬季施工の建設費

ここまでブログを読んでいただいた方は、除雪や基礎コンクリートの養生・光熱費などで

冬季施工は金額が高くなるのではないか・・・と不安になられるのでないでしょうか。

お客様のご負担にならないように、そして業者さんにも季節を問わずお仕事をしていただけるように

弊社では冬季料金は会社の経費として、お客様から追加料金は頂かない事としています。

是非冬の間もモデルハウスに足を運んでみてくださいね。

暖かいモデルハウスで、皆様のご来場をお待ちしております😌

 

石山工務店は旭川で家づくりを始めて66年になります。

寒さが厳しく、雪も深い旭川での家づくりも安心してお任せ頂けたらと思います!

長々と書いてしまいましたが、最後までお目通し頂きありがとうございます。

今後も家づくりに関する事やプライベートの事も含め発信していきますのでよろしくお願いしますm(__)m

 

ではまた!👋🏼

この記事を書いた人

井口博喜

新築営業の井口です。人生の一大事業である家造りで、お客様に安心して楽しくお打ち合わせに臨んで頂ける様、精一杯お手伝いさせて頂きます。

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