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2023.05.30

住宅ローン控除のお話し

皆さまお元気でお過ごしでしょうか?

ここ最近は日によって気温の変化が大きいので体調管理にはお気を付けください。

今回は「住宅ローン控除」のお話をしたいと思います。

 

「住宅ローン控除」とは、住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合に「年末時点での住宅ローンの残高の0.7%」が、入居時から最長13年間にわたって所得税や住民税から控除される制度のことをいいます。

実はこの制度、一昨年前に終了する予定だったのですが、昨年の税制改革で2025年まで延長される事になりました。

控除額につきましては上限が決められているのですが、入居時期が今年か来年かで上限額に違いが出てくるのはご存じですか?

 

○2023年中に入居した場合の限度額

①長期優良住宅や低炭素住宅の場合…5,000万円/②ZEH水準省エネ住宅…4,500万円/③省エネ基準適合住宅…4,000万円

○2024年以降に入居した場合の限度額

①長期優良住宅や低炭素住宅の場合…4,500万円/②ZEH水準省エネ住宅…3,500万円/③省エネ基準適合住宅…3,000万円

例えば住宅ローンを4,500万円借りてZEH水準住宅を購入した場合、今年中に入居されると控除額の上限が31.5万円なのですが、来年になってしまうと24.5万円になってしまいます。

ご家族構成や世帯年収などの条件にもよりますが、13年間恩恵を受けられる制度ですので活用できるように進められるのもおススメです。

マイホームをご検討の皆さま、年内のご入居、まだまだ間に合いますのでお気軽にご相談ください!

 

また住宅の性能によっても控除額が変わるのですが、高性能で省エネに貢献する住宅の方がより控除を受けられますようになっています。

【長期優良住宅】…将来に渡り長く住み続けられると国から認められた住宅です。劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、省エネルギー性、居住環境、住戸面積、維持保全計画の9つの性能項目があります。

【低炭素住宅】…省エネ対策に特化することで環境に配慮した生活を実現できる住宅です。省エネ法の省エネ基準に比べ一次エネルギー消費量が△20%以上となること。 再生可能エネルギー利用設備が設けられていること。 省エネ効果による削減量と再生可能エネルギー利用設備で得られるエネルギー量の合計値が基準一次エネルギー消費量の50%以上であること(一戸建ての住宅の場合のみ)。などの基準があります。

【ZEH水準省エネ住宅】…断熱等性能等級5(UA値=0.40)以上かつ一次エネルギー消費量等級6(BEI=0.8以下)以上の性能を有する住宅です。

【省エネ基準適合住宅】…断熱等性能等級4(UA値=0.46)以上かつ一次エネルギー消費量等級4(BEI=1.0以下)以上の性能を有する住宅です。

以上のような基準が設けられております。

性能の高い住宅を所有すると、このような恩恵も受けられるのですね。

詳しい説明をお聞きになりたい方はコチラからどうぞ→https://www.1480.jp/event/post-7.shtml

 

建設費用の高騰で初期費用を軽減するための補助金制度などの活用も大切ですが、購入後のランニングコストの軽減も視野に入れながら計画を進めるのも大切です。

マイホームをご検討中の皆さま、ご参考にしてみて下さい。

この記事を書いた人

金澤 秀治

1969年生まれ(酉年)。かに座。O型。 留萌で16歳まで過ごしその後岩見沢で学生時代を送りました。 旭川に来て約30年。身も心も旭川に染まってしまいましたね。 近頃は自分の子供と言っても良いくらいの若いご家族が多いので、若い感覚に置いて行かれないように頑張っています! お困りごと何でもご相談ください。

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