2020.03.06
新型コロナウイルス 不動産業界への影響
こんにちは、不動産事業部の笠谷です。
コロナウイルスが皆様の生活に大変な影響を及ぼし、
企業、活動等イベント等の自粛、学校の休業、
マスクの不足やデマによる紙不足等、様々な事が起こっています。
このような状況ですが、今できるかぎりの予防を行い、お体にはお気をつけください。
コロナウイルスの影響ですが、不動産業界ではどうでしょうか。
ある首都圏等不動産会社約70社を対象に行ったアンケート結果を見てみますと、
「現在、不動産事業への新型コロナウイルスによる影響があるか」という質問については、
「影響はない」「どちらともいえない」との回答はそれぞれ20%前後。いずれも理由としては、
「今のところ営業エリアで感染者が出ていない」「メールや電話で業務ができる」といったもの。
一方、約6割が「影響はある」と回答。「問い合わせ数が減少した」「イベントの開催等が行えず集客ができない」
「来店予約が『コロナが怖いので』とキャンセルになった」など、直接的な影響を訴えるものでした。
また、企業が在宅勤務を導入し始めたことで、在宅勤務に切り替えた会社に勤める方は、
公共交通機関の使用が禁じられていたり、私用での外出を控えたり、通常の生活に影響を及ぼしているようです。
今後の見通しについての質問に対しては、以下のような結果で、約6割が「拡大していくと思う」との回答で、
理由としては、「現在は感染拡大の途中であるから」「経済が低迷し、購買意欲が低下する」等でした。
また、建築業界には影響が大きく、新築やリフォーム等には大きな打撃となっております。
「中国の工場に頼っている建築資材が国内で不足することや、中国から輸入されている温水洗浄便座や、
キッチン回りの資材などが入ってきておらず工事の納期が遅れている。」との声が上がっています。
現状、新型コロナウイルスによる感染者はこれからも増加することが予想され、各方面に影響が広がっていく
可能性が高く、不透明な状況となっております。
皆様、今できる予防を行い、くれぐれもお体にはお気をつけください!