2020.02.18
注目!蓄電池
お久しぶりです♪
アイフルホーム担当兼営業サポートの木﨑です
突然ですが…皆さんは『蓄電池』ってご存知ですか?
一度は耳にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、私たちが日常使用する単三電池などの乾電池は一回限りの使い切りですが、充電することで何度も繰り返し使えるのが蓄電池と呼ばれるものです。
実は今、家庭用蓄電池が注目されています!
出荷台数も右肩上がりに推移し、2012年から2019年の7年間で約7倍以上に拡大しました。
そして今後も増えるのではないかと考えられています。
では、それは何故でしょう?
要因のひとつの挙げられるのが“2019年問題 卒FIT”と呼ばれるもの。
太陽光発電システムは設置したパネルで太陽の光から発電し、自分の家の電気として使ったり、余った電気を売電したりします。 2019年から太陽光発電の余剰電力を10年間、固定価格で買い取ってもらえる制度・固定価格買取制度(FIT)が始まりました。
例えば2009年から10年間は北電が@48円/㎾で買取していましたが、FIT終了後は8円/㎾となり買取価格が大幅に安くなりました。
2019年からそういった人たちが現れ、今後も増えていくという訳です。
(これを2019年問題 卒FITと言います。)
となると、発電した余剰電力を安く売るよりも蓄電池に貯めて自分の家で使い、なるべく購入電力を少なくした方がいいのでは…と考える人も出てきますよね
そしてもうひとつ。災害大国と呼ばれる日本ですが、地震などの災害時の備えとしても蓄電池が注目されるようになりました。
非常用電源として活用できるのは大きなメリットではないでしょうか!
太陽光発電システムと併用すればより電気料金削減にもなり自然や環境にも優しくエコですが、蓄電池は単独でも設置は可能です。
では電気料金の削減、災害時に電気が使えるということがメリットならデメリットも気になるところですよね。
・主流のリチウムイオン電池はまだ高価で初期投資に費用がかかる。
・充電、放電を繰り返すうちに少しずつ劣化し10年経つと容量が減る。
・蓄電池はとても重くエアコンの室外機ほどの大きさの物もあるので、設置場所の確保も必要。
(寒いところでは蓄電池の性能が低下してしまうので北海道のような寒冷地では屋内に設置するタイプとなります。)
デメリットとしてはこんなところでしょうか。
蓄電池にはV2Hと言って、電気自動車を家庭用蓄電池の代わりにし、太陽光発電システムで発電した電気を自動車に充電、自動車から家庭内に電気を供給するというものもあるんですよ
私個人的にはあったらいいな~!と思いますがまだまだ高額なものなので、今後の国や自治体の補助金施策、電力会社の電気料金動向、電気自動車(EV)の普及などを鑑みていきたいと思います