2023.03.15
固定電話の名義変更に大変難儀した話、その③(最後)
皆さんこんにちは。
昼間の気温がプラスの日が続き、雪解けが進んでますね。
冬靴からパンプスに履き替え、ちょっと気が早かったと若干後悔している小林です。
さて、前回一度すっとばした、固定電話の件、
(前2回はこちらから『固定電話の名義変更に大変難儀した話、その①』
A様、名義変更の手続き書類を送る、手続き総括、としまして最後の更新となります。
3回に分けるつもりなどなかったのですが、長くなりました。
スミマセン(-_-;)
名義変更の手続き
NTT東日本さんではWeb申込を24時間受け付けております。
申請書類郵送とWeb申込、どちらでも手続きできるのですが、今回A様は必要書類を郵送にて手続きされたそうです。
前提として、亡くなった方がお持ちの固定電話の名義変更は承継(相続)に当たります。
私もA様から聞くまでは知らなかったのですが、
名義変更は相続になりますから、あたりまえですが、相続人が相続しなければなりません。
A様の場合:名義人→おじい様(亡くなっていらっしゃる)
おばあ様(ご健在、相続人)
A様の親御様(ご健在、相続人)
A様(親御様ご健在の為、今はおじい様に対しての相続人ではない)
A様が名義を受け取るには、まずおばあ様か親御様が承継(相続)してからA様に譲渡する、
という段階を踏まなければなりませんでした。
ここで発覚する譲渡手数料!
承継は0円ですが、譲渡は手数料がかかります。
名義変更完了後に回線料金と合わせて請求されるそうです。
数日から数週間後手続き完了のお知らせがハガキで届いて手続き終了です。
A様の手続き所用料金(2023年3月時点税込)
①一時中断中の電話番号維持費(回線使用料月額)
②名義変更のための書類集め
1、旭川市の除籍謄本(窓口受取)750円
2、地方自治体の除籍謄本(郵送依頼)
2-1、手数料750円分の郵便定額小為替 750円+200円=950円
2-2、往復郵便費(該当自治体までの往復切手代)※普通郵便可。気になる方は往復とも簡易書留がおすすめ。
3、電話先行開通の為のFAX
3-1、FAX代(A様はコンビニからFAXされました。)
3-2、名義人(おじい様)の親族である旨の証明書類(親御様の戸籍謄本)450円
4、名義変更申請書に付ける身分証明書のコピー代
※ 名義変更申請に係る書類やNTT東日本さんへの送付用封筒などはNTT東日本さんから送られてきたそうです。
③名義変更承継手数料、0円 名義変更譲渡手数料、880円
☆一時中断中の費用を除いた、名義変更手続き費用合計=約5,000円
☆所要時間=覚えてないくらい結構かかった。
総括
①ご生存されていらっしゃる固定電話の名義人さんから電話番号名義を譲り受けるには880円の手数料がかかる。
②亡くなられた名義人さんから電話番号名義を相続人以外が譲り受けるには相続人が死亡年月日のわかる書類を提出して相続し、相続人から譲渡してもらう。
③新規で加入電話を申し込むには初期費用約40,500円必要。
④昔はタウンページに名義人の名前を載せていたので、早くに夫を亡くした妻の方々はあえて名義変更をしなかった場合も多いとか。
(電話帳で男性がいない家庭だと認識されないように夫の名前を残す防犯目的)
今は固定電話を置かない、または解約されるご家庭も多数ですが、
固定電話を譲り受けたり、今まで使っていた番号を承継する際の特殊パターンのいち参考になれば幸いです。
もちろん、A様ほど費用と時間を費やすことなく名義変更ができる方がほとんどだとは思います。
携帯電話が普及した現在、通信費を見直す際に一番削りやすいものかと思いますが、
固定電話の番号には、その地域に割り当てられた番号があり、私はノスタルジーを感じる次第です。
以上、3回にわたりお付き合いいただき、ありがとうございました。
根ほり葉ほり聞いたにも関わらずお話くださったA様、ありがとうございました。
小林でした。