STAFF BLOG

2023.09.11

第拾弐話 基礎の価値は【旭川でリフォーム・リノベーション】

こんにちは、リフォーム部のシミダイです!

急に寒くなってきて、皆様、体調はいかがでしょうか。

 

 

今日は、タイトルにもある通り基礎の価値(重要性)について、リフォーム、リノベーションの際にポイントとなるところを3点お話ししようと思います。

 

①基礎のひび割れ

初期症状である幅0.3mm未満のひび割れを「ヘアクラック」と呼びます。

経年劣化やコンクリートの乾燥収縮で起こる、基本的には補修不要のひび割れに該当します。

そして0.3mm以上のひび、特に0.5mm以上のものは「構造クラック」とも呼ばれ、建物の構造強度に影響があるとされています。

※ホームセンター等で売っているクラックスケールにてひび割れ幅を測定。

 

基本的に鉄筋コンクリートは乾燥収縮して強度が上がるため、「ヘアクラック」程度は発生してしまいます。※もちろんしないこともありますが。。。

ちなみに、石山工務店の基礎仕上げはヘアクラックなどを予防するため刷きつけ(ハキツケ)仕上げを採用しています。

 

②基礎の鉄筋の有無

基礎に鉄筋が入っていることで耐久性、強度ともに高くなりますが、古い建物だと基礎に鉄筋が入っていないことがあります。

石山工務店でリノベーションを行う場合は、全棟基礎の鉄筋検査を行い、リノベができる建物かどうかを調査しております。

※鉄筋検査機でコンクリート内の鉄筋の有無、間隔を調べています。

 

③コンクリート強度の測定

コンクリートの強度を調べるシュミットハンマー試験を行います。

コンクリートに打撃を加え、返ってきた衝撃の反射の強さを図ることでコンクリートの強度を測定する方法です。

※正確に測るためにはサンプルを抜き取って破壊による強度試験を行う必要がありますが、上記方法だと簡易に現地で測定することができます。

 

④上記機械が無くても、鉄筋の有無を判断する基準

ご自身で判断する基準として、新耐震基準(1981年6月1日以降)の建物かどうかを確認してみてください。

※新耐震基準以降の2階建ての住宅は、基本的に基礎に鉄筋を入れることが法律で定まりました。

また、構造クラックが入っているかも鉄筋有無の判断材料になります。

 

詳しくは国土交通省のホームページに載ってありますので、興味ある方はご参照ください。

建築:住宅・建築物の耐震化について – 国土交通省 (mlit.go.jp)

 


さて、雪が降るまであと数か月ですね。

この機会に、ご自宅の基礎に目を向けてリフォームの準備をしてみてはいかがでしょうか?

リフォームの資料請求、お問い合わせ、無料お見積りはこちらから

お問合せフォームはこちら

https://www.1480.jp/reform/contact/

 

ではでは、また~

ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘ ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘ ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ・_・)┘

この記事を書いた人

清水 大輔

所持資格:二級建築士・既存住宅現況調査員 リフォーム部の営業工務やってます。 娘溺愛の二児の父で、我が子以外にも子供達に懐かれます。元気が取り柄で、周囲に元気を振りまきます!

PAGETOP