STAFF BLOG

2019.08.28

*まどのはなし*

こんにちは。インテリアコーディネーターの伊藤です。
今回は、性能ではなく、おうちの中の”インテリア”としての窓について書かせていただこうかと。

こんな考え方もあるんだなー…程度でかまいませんので、
皆さんのおうちづくりに少しでもお役に立てれば幸いです。

***

陽射しや風を室内に取り込むために窓はかかせないものです。
健康的な生活を送るために必要な大きさや数がしっかりと決められています。

それは、「必要な窓」です。では、インテリアとして考える窓は?

「空がみえる吹抜けの窓」
「リビングと庭をつなげてくれる大きな床からの窓」
「お昼寝するのにちょうどいい風が入ってくる窓」
「お気に入りの小物を飾る玄関の窓」
「しっかり姿を隠しつつ明るい脱衣室の型(くもり)ガラス窓」

…まだまだたくさん、家族の暮らしに寄り添ういろいろな窓の形があると思います。
ぜひ、ご興味がある方は、”つける必要のある窓”をどんな風に使っていきたいのか、
どんな空間にしたいのか、ご一考いただければ^^

”考えてください~”と申し上げたばかりなのですが、
住んでみて初めて気づくことがたくさん出てくる…
それが、住宅づくりの難しいところでもあり、面白いところ。

今考えると、私の実家にも、
明るさのために”必要だから仕方なくつけた”としか考えられない窓がついていました。

件の実家は、札幌の中古物件を購入したのですが、隣には鉄塔が建っていました。
そちら側に、階段吹き抜けの大きな窓があり、
(鉄塔があるけれど、窓がないと日中でも暗くなるから仕方なくだったのかな…)と、
図面だけではそんな感想で終わるような場所です。

けれど、実際に住んでみると、時間帯で変わる鉄塔と空の光景は、とてもきれいで。
普段は通路でしかない階段は、その景色を見るための特等席になりました。

予想外なことが悪いことばかりではないですが、
せっかくのおうちづくり。
いろいろな作業を楽しく行っていっていただければ…と思います。
「サイズやデザイン、位置」などは営業や設計が。
「窓まわりのエレメント(カーテン、シェード、ブラインド…etc)」についてはコーディネーターが。
皆さんのご相談にしっかりと応えさせていただきます。
 

伊藤でした。

《余談》

~窓からの紫外線~

”紫外線”は、室内に入ってくる量も意外と油断ができません。
もちろん一番影響を受けやすいのは、レースカーテンや窓台においている雑貨たち。
気が付くといつのまにか傷んでいたり、色あせていたり…なんてことも。

季節にあわせてのレイアウト替えは、
気分転換になるのと同時に、お気に入りの雑貨を長持ちさせるポイントかもしれません。

この記事を書いた人

伊藤 有希

札幌育ち/旭川にきて7年目/業務内容→お部屋の照明や壁紙などインテリアに関すること/趣味→コーヒーやお茶などを淹れること/いつかお抹茶も点てられるようになりたい

PAGETOP