2019.07.11
インスペクションとは?自分でできる住宅診断【旭川でリフォーム・リノベーション】③
こんにちは!
最近夏バテ気味で食欲がなくなりかけている、リフォーム部のシミダイです
突然ですが皆様、インスペクションって聞いたことありますか?
ホームインスペクションとも言ったりしますが、住宅状況調査や住宅診断のことです。
つまり、中古住宅の品質や状態を把握し、消費者に正確な情報を提供することで、中古住宅売買やリフォームやリノベーションのアドバイスを行う専門業務です。
そこで、「既存住宅状況調査技術者」の資格持っている私が、お客様ご自身でもチェックできる重要なポイントを紹介いたします
あくまでリフォーム・リノベーションの目安としてご活用ください。
→1棟まるまる正確にインスペクションする場合、検査項目で200近くになり、きちんとした資格者が調査をする必要があるため、専門業者にお願いしましょう。
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【基礎】
構造体力上主要な部分である基礎ですが、「幅0.5mm以上のひび割れ」や「鉄筋の露出」の有無を確認します。
よく見かける幅0.3mm以下のひび割れは、コンクリートの乾燥して収縮した際におこるヘアークラックと呼び、劣化事象には含まれません。
※インスペクションの場合、下の写真のようにコンクリート内の鉄筋の有無を確認します。
【柱・内壁】
基礎に続いて重要な柱ですが、「柱・内壁の傾斜が6/1000以上」の有無を確認します。
※レーザーレベル(水平垂直をレーザーで示す機械)をご家庭でお持ちの方は少ないと思いますが、おもりをつけた糸を2メートル用意し、壁に垂れ下げたときに壁との隙間が12mm以上かで判別可能です。
【床】
床については「ひび割れ・沈み」と「6/1000以上の勾配の傾斜」について確認します。
6/1000の勾配=0.34度
※正確な床の角度を調べるには専用の機械・道具が必要ですが、スマホアプリなどの水準器を使うと、およその角度がわかります。※iPhoneですとコンパスとか計測の初期アプリに入っていたはず...
【内外部の雨水】
外部軒天や内部天井の「雨漏りの跡」の有無を確認します。
【外壁】
モルタル壁など・・・ひび割れや欠落の有無
サイディング類・・・コーキングの劣化やチョーキングの有無
※チョーキング→経年劣化で塗装膜が細かい粒子となって離脱した現象
外壁を手で触ったときに粉っぽいものが付着するもので、外壁・塗装の劣化を意味します。
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お宅の状態はいかがだったでしょうか?
上記項目は住宅の劣化状態を確認するためのもので、該当していたとしてもすぐにお宅が壊れてしまうというものではありません。
ご自宅をチェックすることで、住宅劣化の早期発見につながり、リフォームなどの目安となります。
リフォームやリノベーション、不動産のお話など、ぜひぜひ石山工務店にご用命ください!!
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